むかしばなし

愛しき時代の話と備忘録

リモート現場の話

1年前の私が聞いたら「ライビュかな?」

2年前の私が聞いたら「は?やる気あんの?(現場厨過激派)」

と言いそうなワード第1位、「リモート現場」。


このご時世、私が大好きだった演劇はまさに三密で、ここ半年は自粛・自粛・自粛という日々が続いている。

最近になって席数を減らして公演を行うものも増えてきてはいるが、地方暮らしの私としては劇場内よりも移動時間が怖い。ということで現場に行けない日々が続いている。


仕事のストレス、趣味が無くなるストレスで壊れそうになっていた私に手を差し伸べてくれたのが今回の「リモート現場」だ。


正直私はあまり乗り気ではない(アーカイブを買ってそのまま観ないで視聴期限を切らす女)のだが、今回は全部がリモートということだったので新しいなという興味本位で今回某作品を観た。ここで私が感じた点をいくつか。


いいなと思った点

・家で演劇が楽しめる。

まあそこがこれの醍醐味みたいなところもある気がするからね。

・観劇のための時間を作りやすい。

だって移動時間ないから。どこでもみれるから。地方民は移動時間も合わせると普通に1日潰れるのでこれは助かる。


うーんと思った点

・回線

回線よわよわちゃんなのでプチプチ切れるのが気になる。(WiFiを買ってください)

・特別感が薄まる

だって家だもん。行きの新幹線でルンルンする時間、前の日の夜中に手紙を書く時間、朝ルンルンで化粧する時間、劇場に向かうまでの時間、全てが大好きで特別なので…


しかし今のこのご時世、いつまで続くか分からないので久しぶりにお芝居に触れることが出来たのはすごく嬉しかったし、こういう演劇の形もありなのかなぁという気持ちにもなった。早く劇場で生のお芝居に触れるに越したことはもちろん無いのだけど、リモート現場も悪くないなと感じつつ、きっとまた劇場で会えると信じながら私はアーカイブチケットを購入するのだった…(今回はちゃんと観てください)


相変わらず文才がねえ。社説読んで要約でもすっかな(無関係)