むかしばなし

愛しき時代の話と備忘録

愛しき時代の話①

わたし→20代前半実家暮らし新卒社会人1年目。東北の某企業で上司のパワハラと戦いながら生きる女。趣味は舞台観劇と音楽。

ここからは愛しき時代について少しずつ語っていこうと思う。

私の愛しき時代、いわゆる推し活黄金期だが、それは紛れもなく「2017年4月~2019年3月」である。
この時期私は一体何者だったのか。一体何をしていたのか。それについて今回は話していく。

この時期の私は、推しの現場は9割5分顔を出し、地方公演も喜んで飛んで行き、場合によっては全通する等 いわゆる「おまいつ」オタクであった。その約2年間、私に何があったのかをここで暴露していこう。

簡単に言うと、関東で一人暮らしをしていたのである。(大要約)
2017年4月、私は大学3年生になった。この時期、私は関東の某大学に転入学をしたのだ。
初めての一人暮らし、しかも関東。色んな意味でこうならないわけがなかった。実家から飛び立った私は学業を疎かにしながら()毎日観劇に明け暮れていたというわけである。

実家が少々厳しい私は、中高生のような躾られた(?)生活を強いられており、もちろん定期的に東京に遊びに行くのは許されていなかった。(1人で東京より遠い地方はご法度)そんな私に訪れたチャンス、逃さないわけにはいかなかった。気づいたらチケット代だけで100万円台に突入していた(怖いですね)。

しかしここで少し問題が出てくる。
大学生は世間的には「時間はあるがお金が無い」と言われがちである。そんな私になぜお金があったのか?
また関東とは言ったものの、私は都内に在住していた訳ではなく都内までは電車で2時間かかる場所に住んでいた。そんなに時間に余裕があったのか?
いやまあ答えは「あった。」になるんですけどね(ネットリ)

具体的には言えないが私は多い時は2個掛け持ち+日払い派遣+身内からの仕事
で新卒社会人並み、またはそれ以上に稼いでいたのである。(所得税引かれまくり)オツムが弱いは貯金ということを知らなかったので食費家賃雑費等、毎月出るお金以外を当然のように全て趣味に使っていたのだ。今思うと本当に大馬鹿である。それでも節約できるところは節約して(SよりもA席を選ぶ、プレミアムシートより一般席を選ぶ、学生シートを選ぶ、等)なんとかやりくりしていたのだ。(今思い返すとJRの学割に本当に救われていた)

また、大学時代「要領がいい」ことに定評があった私は、時間割を上手く組み込んだりバイトを上手く組み込んだりすることで単位を失うことなく、毎日3-4時間寝れればいいみたいな生活を送りながらギリギリ暮らしていたのである。そのため、時間に余裕があったというよりは無理やり時間を作っていたということになる。

社会人になった今、あの頃より時間の使い方が下手くそになり、体力が落ち、正直今その時の生活をしろと言われたら多分3日で倒れるなと言うくらい毎日ギリギリ生きていた私が2年間もそんな生活を続けられたのは、紛れもなく推しのおかげだとすごく思っている。推し様様である。多分話していればわかってくると思うので実名は出さないでおくが、次はそんな推しに関する話や推しとの出会いに関して書いていこうと思う。おしまい。