むかしばなし

愛しき時代の話と備忘録

推しに人生を変えられた話①

こんばんは。私です。

今日は推しとの出会いについて話していこうと思う。


\ドン!/時は遡り!

\ドン!/平成二十七年如月!

\ドン!/某県某市、自宅!

\ゴ〜〜ン/


当時大学受験前期試験を控えた高校三年生だった私は、進路選択に悩み頭を抱えていた。

来る日も来る日も小論文とにらめっこして、面接と戦う毎日…

正直心は疲弊していて、どこか安寧を求めていた。

そんな時に出会った作品…


それが「忍たま乱太郎」である。


とは言っても急に「そうだ、Eテレ見よう」と見始めた訳ではない。(お〇〇さんと〇っしょにどハマりしていたため説得力0)

時、忍たまが大好きな友人がおり、その人から「平日の18時10分からは正座してテレビ見てる」「その時だけは受験のことを忘れられる」と忍たまダイマされ続けていたのである。


小論文と面接練習に明け暮れる日々、私の日々の楽しみはいつの間にか忍たまをみることだけになっていたのだ。

そう、気づいた時には私は既に「忍たま沼」にいたのだ。(ナンテコッター)


日々の疲れを癒してくれる可愛い忍たまたちにいつの間にか釘付けになり、忍たまを見ることがいつしか日課と化し、気づいたら過去の話のDVDを借りてくるまでになっていた。


こうして忍たまに癒されながら毎日を送るうちに、気づけば4月も下旬になっていた。


そしていつものようにTwitterを眺めていたらあるツイートが飛び込んできた。


「ミュージカル忍たま乱太郎…???」


所謂「忍ミュ」である。舞台にもミュージカルにも全く興味のない私だが、ただ「忍たまだから」「6年生がめちゃくちゃいる」という何ともしょうもない理由でサイトに入り色んなページを見た。

どうしようもないチョロチョロマンの私は、気づいたらチケットを確保していたのだ。忍ミュが何かも知らないのに。誰が出るかもわからないのに。「まあたまには行ってみてもいいかもな」と軽い気持ちでチケットを購入した。


そして忘れられない2015年5月2日がやってきた。


「忍ミュ行くのにさすがにどんな人が演じるのか観てないのはやばい」

そう思った私は、各キャストのコメント動画を見ることにした。


それが、推しとの出会いだった。


ニコニコした顔で現れたと思ったら、最後のかっこいいギャップ…約30秒の動画で私は1発で彼に撃ち抜かれた。(チョロすぎる)


その後、秒速でTwitterをフォローし、画像を全て保存した(気持ち悪い)

「何だ、何だこの人は、何なんだ、何だこれは…」

よくわからない感情が私の頭の中を巡り続けた。

しかし、たかが30秒の動画である。まあ生で観てもそんなに落ちることは無いと思う!と謎の自信に満ち溢れていた私は、観劇当日を楽しみにしながら毎日を生きた。Twitterをストーカーのごとく舐めまわしながらな。


さて、長くなってきたので今回はこれまでとさせて頂きます。

ここから私はどうなっていくのか、乞うご期待―!!!(?)