むかしばなし

愛しき時代の話と備忘録

推しに人生を変えられた話②

というわけで数日ぶりに

推しの話をしていこうと思う。


今回は推しに初めて生で会った日のことを綴っていく。


私、今までも数々のジャンルや芸能人にハマってきたのだが何せド茶の間。

CD買ってキャーキャーしたりテレビ見てキャーキャーしているだけのような人間でわざわざ会いに行くようなことはまじで1回もしたことがなかった。これが初めてだった。


\ドン!/時は遡り!

\ドン!/平成27年6月21日!

\ドン!/東京ドームシアターGロッソ!

ゴ〜〜〜〜〜〜ン


というわけでやってきた6/21。

ずっと楽しみにしてて、自分なりに予習もして会場に向かった。

この時の公演はその1日マチソワ公演しか買っていなかったため、実質これで最後だと思っていた。この時は。


12時。公演の幕が上がった。

ここから2時間は、もう衝撃の連続だった。

何せ私の演劇のイメージは高校生までの演劇鑑賞教室で止まっていたのだ。(マジで一生寝てた)殺陣、歌、立ち回り、芝居…「あ、これが本当の演劇なんだ」と感じさせられた。

1曲1曲が胸に響いて、殺陣の素早さに圧倒され、話の内容に心を砕かれ…これ程に充実した2時間があるのかとすごく思った。


その中で、沢山魅力的な役者さんがいる中でやっぱり私は推しにばかり目がいった。

今回の公演から初めて入ったとのこと。観劇初心者の私からしたらそんなことは全く気にならずただただアクロバットに魅了されまくっていた。初めて入ったなんてことはどうでもよかった。丁寧で、でもどこか荒々しい推しのお芝居が私は一瞬で大好きになった。気づいたら推ししか見れなかった。(推し固定カメラはこの時から始まっていたのネ…)


そしてこの公演の魅力の一つと言えるだろう客降り、ハイタッチ。急に降りてきた時は「え、マジ?」と声が出そうだった。

なんとこの時通路から2席目を得ていた私は、予期せぬ推しとのハイタッチを果たしてしまったのだ。初めて会った日に初めて触れた。チョロい私はもう彼のことしか考えられなかった。


マチネが終わったあとは正直放心状態だった。この公演があと1回しか観れないのか…?それでいいのか…?と頭の中をぐるぐるした。

しかし当時アルバイトすら始めていなかった私にもう1回東京に来て舞台を見て帰るお金は残念ながらなかった。泣く泣くニコ生予約した。

そしてその瞬間思った。

「バイトしよ…」

(この後死ぬほどバイトの面接行った)


ソワレもなんか衝撃受けっぱなしだった気がする。正直言うとあまり覚えてない。気づいたら家にいた感じ。どうやって帰ったのかもいまいち覚えてない。(´>ω∂`)

ただとりあえずその日思ったのが「これは…やめらんねぇ…」という感じ。


最初で最後だと思っていた観劇だと思っていたのにこれが…こんなに長い付き合いになるとは…思いもよらなかった…という感じですね。今思えば。


さて、次回は何の話しようかまた考えます。