むかしばなし

愛しき時代の話と備忘録

推しの影響で化粧を始めた話

番外編その2

私が次にぶち当たった壁について話していく。


コンタクトにしたはいいが、そこで問題になってくること。

「すっぴんじゃダメだろ

そう、化粧である。


高校生までは化粧ダメだとか言っておきながら社会人は化粧をしないといけないとかいうあの意味わからん制度、化粧。

私はこれにかなり悩まされた。


そもそもそれまで陰キャ芋女を極めてきた私、化粧品なんて持っているはずがない。(リップクリームしかねえ)正直興味すらほとんどなかった。

しかし、いくらコンタクトをつけて下の中の顔になったとしても、すっぴんのままでは下の中なのだ。

私は下の上の顔になるために化粧を勉強することにした。


しかし、化粧品と言ってもまじでいろいろありすぎる。何を買えばいいのかわからない。何から始めればいいのかわからない。

困り果てた私はYouTubeに泣きついた。

その当時は「YouTuber」という言葉が今よりもずっとずっとマイナーで、知らない人の方がまだ多いかも?という頃だった。

しかし、高校時代からYouTubeにどハマりしていた私はメイク動画が上がっているということも知っていた。

ということでとにかくいろんな人の動画をみた。

メイクを本格的に始めたのは20168月、本番は201611月。

3ヶ月猶予はあったものの、最初の頃のメイクはとてもじゃないが誰にもお見せ出来ないくらい酷い出来だった。

しかしすっぴんだけは良くないと思いまあひたすらに研究しまくった。色んな人の動画を見て、真似して、をひたすら繰り返した。


結果として、気づいたら化粧というものが好きになっていた。私がやっていた(今現在もやっている)メイクは所謂「詐欺メイク」というもので、私はこれに惹かれていったのだ。

最初の頃は不自然なメイクしかできていなかった私だが、11月頃にはようやく家から出れるレベルのメイクまで上達することが出来た。(今見返すとそれも下手なんだけど)


全く興味がなかった化粧が、気づいたらやらないと恥ずかしくて現場にはいけないというものに変化していた。推しってすげえ。推しのおかげで化粧してる。(?)


そしてここから私のコスメ収集癖がスタートして散財の理由がまた1つ増えていったのであった


おしまいおしまい。